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山口農機(現・ウインブルヤマグチ)製のYX2201型林
内作業車。インターネットオークションでたまたま
出品されていたものを入手。
岡山県まで引き取りに行ってきたが、不思議なこと
に岡山県ってのはこうした機械類の中古の出物が非
常に多い。何でだろ?
ともあれ一見まともそうに見えるが、かなりのポン
コツ。2年前までは動いていたということらしいの
だが、とてもそんなふうには見えない。
念のためウインブルヤマグチにメールにてこの機械
のサポート状況を問い合わせたところ、古すぎてす
でに部品もなく、サポートできるのはVベルトくら
いとのこと。そんなものならホームセンターにだっ
てある。
というわけで完全レストアに向け、作業開始である。
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YX2201型機を横から見たところ。
この時点ではエンジンはスタータロープがまったく
引けない状態であった。また、スロットルレバーも
動きが良くなく、スロットルワイヤーは完全に死ん
でいる状態。
近寄ってみればあちこち錆びだらけで、転輪なども
こりゃ動くんかいなと不安になるような状態だ。
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斜め前から見るとこんな感じ。
よくある林内作業車の基本的なスタイリングである。
よほど扱いが乱暴だったと見え、写真では分かりづ
らいが荷台が少し左に傾いている。
ウインチはあるもののフェアリードは錆びて動かず、
ワイヤーも6ミリが少し巻かれているだけで、ドラ
ムは木片で太くされている。
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サイドクラッチレバーは右は何とか動いているが、
左は作動していないかも知れない。
レバーのグリップが破れていて中には赤錆た水が溜
まっている。
ブレーキレバーはたいへん動きが渋いが、とりあえ
ず動作はしているようだ。クラッチレバーが問題で、
ワイヤーが錆びていて無理にレバーを引いたらワイ
ヤーが切れてしまった。トホホ・・・
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後ろから見るとこんな感じだ。
スタンションポールは可倒式だが、例によって錆び
ていて作動が非常に渋い。まあ、これはかんたんに
直せるからそんなに問題はない。
ポールはフックが取れていたり、曲がっているので
溶接で直すことにする。
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フレーム部分の腐食の状況はこうだ。
かなり錆がひどいと言えるが、もともと分厚い鉄板
で頑丈に作られているので、致命的なものとまでは
言えない。
事実、錆を落としたらけっこう見映えのする状態と
なったくらいだ。
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ウインチケーブルの傷みの程度。
この機械のウインチには2本のワイヤーケーブルが
使われているがいずれも傷みがひどい。
しかしながらとりあえずスムースに動作しているよ
うなので今回は交換を見送ることにする。
けっこう面倒臭そうなのもその理由だ。
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ゴムクローラの状態はこんな感じ。
古い機械の割には山は充分にあるので助かる。
ひび割れはかなりあるがとりあえず普通に使う分に
はすぐにどうこうという問題にはならないだろう。
ただ、汚れの状態から察するに動いていないのは2
年くらいではないことは容易に想像される。
ホントは何年放置されてたの?
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材の積み込みに使うマストの状態はこうだ。
相当錆びている。
ボルトもないし、いちばんの問題は恐らく本来は回
転させられる構造であるはずなのだが、錆び付いて
いて固着しており、動かせないこと。
ただ、非常に具合のよい位置で固着しているのでこ
れはとりあえず錆び落としと再塗装で対処する。
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マストのもう少し下の部分。
錆のひどさがよく分かるだろう。ここからフレーム
に支えのターンバックルステーが2本出ているのだ
が、グニャリと曲がっている上に錆びていてターン
バックルが効かない。
ここも部品を自作して補修しなければならない。
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引き上げてきたときに付いていたホンダ製G400型エ
ンジン。排気量は不明。パワーは最大で10ps、定格
で8.5ps。
状態はまったくスタータロープが引けない。ひょっ
としたら焼き付きなのか?もともとオリジナルのエ
ンジンなのかどうかも怪しい点がある。
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サドルは腐っていてまったく使い物にならない。
ただしサドルを取り付ける支柱はOKなので、サド
ルのみを農機具店などで中古で譲っていただいて取
り付けようかと考えている。
まあ、なくてもかまわないのだがあればあったで楽
だからね。
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トランスミッションの可動部分。
ココにはサイドクラッチ機構も組み込まれている。
とにかく動きが渋いのだ。長く使われていないこと
はここからも明白。
気になるのはサイドクラッチ機構のメカトラブル。
ひょっとするとOHが必要になるかもね。
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スプロケットの状態。
かなり錆びている。まあ、錆だけならそんなに心配
はないが、何となくベアリング部分が腐食している
ようにも見えるのが気がかりだ。
とはいうものの特にオイル漏れなどのトラブルの痕
跡は認められない。
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まずはスタータロープが引けないというエンジンの
メンテナンスから始めてみた。
エンジンは割合簡単に降ろすことができる。ばらし
てみたところ、ピストンがカーボンやオイルの変質
したもので固着して動かないことが分かった。
そこで簡単にOH。エンジン本体もきれいに再塗装
してやった。やや圧縮が弱いかな。
現在はまだ始動するところまではいっていない。
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Vベルトを全て外し、まずはワイヤーが切れてしま
った主クラッチの点検を行う。
アームの動きが非常に悪く、ローラーに至ってはま
ったく回らない。
ケミカルを多用してやっとスムースに動くようにな
った。ともあれこの機械、こうした可動部分の固着
が多すぎる。よほどメンテが悪かったか、長く放置
されていたかだ。
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エンジンの出力をミッションの方に角度を変えなが
ら中継するプーリー。
実はこれもまた固着していてまったく動かなかった。
Vベルトを掛けて手で少しづつ回しながらグリスア
ップすることで何とかスムースに回るようになった。
これだけ不調箇所がある割にはVベルトはまだ充分
使えるレベルなのは不思議だ。
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いちばん心配な部分がここ。
実際、ギアをニュートラルにすればこのプーリーは
軽く手で回せるが、ギアを入れようものならたちど
ころに回らなくなる。
普通のホイール式運搬車のミッションなら入力軸を
指で回せば出力軸のタイヤが回るほどなのに。
ちょっと不安な状態である。
やはりOHになるのかな?
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カバーを外してウインチがむき出しになった状態。
ややクラッチの作動が渋かった他は機能は正常。
これは問題なく使えそうで安心する。
ドラムには木片が巻かれて太くしてあり、細いワイ
ヤーが少し巻かれていたが、これは除去。
調整の上、再塗装して8ミリのワイヤーを100m
程度巻いておく予定だ。
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ウインチの全体の写真。
エンドレスドラムが取り付けられるようにはなって
いないので、これは引き寄せ専用になる。
乱巻き防止装置は付いていない。フェアリードは付
いているが、錆び付いて固着しているほか、ベアリ
ングが破損していてスムースに動かない。
このあたり修理が必要だ。
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ゴムクローラを外すためにテンショナーを緩める。
写真にスプリングみたいなものが見えるところが
テンショナーの調整ナットだ。
明らかに錆などで固着していて動きそうもなかっ
たので、CRC556などケミカルを多用して少し時間
をおくという作戦をとった。
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ジャッキアップしてウマをかけ、片側を完全に持
ち上げた状態で固定し、テンショナーを緩めるが
動かないため、掛矢で思い切りテンショナーにか
かるスプロケット部分をたたくと少しづつ緩んで、
やっとクローラが外せる状態になった。
泥やゴミもいっぱい落ちてきたが、ここからも放
置されていたのが2年ばかりではないことが分か
る。
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クローラが緩んだ状態でフロントのスプロケット
を見る。なんとまあ、この部分でスプロケットと
転輪にクローラが張り付いてしまっていてなかな
か剥がせなかった。くどいようだが2年前まで動
いていたならこんな状態には絶対にならないはず
だ。転輪の錆びもかなりひどいが、錆を落とせば
これはさほど問題はない。渋いとはいえとりあえ
ず回ることは回る。
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取り外したゴムクローラ。
傷みはひどいが、山はまだ充分にあるしもともと
かなり丈夫に作られている林内作業車用のゴムク
ローラなのでこれはクリーニングした後、継続し
て使うことにする。
何しろ新品のクローラは目の玉が飛び出るほど価
格が高いのだ。
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カバー類を全て外した機体の外観。
この状態でエンジンはただ載せてあるだけだ。
思いの外シンプルな構造で、確かにこれなら適切
に使う限りさしたるトラブルもなく長く使えるは
ずである。
メカは信頼性が高く、エンジンなどもほとんどが
汎用のものだ。
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荷台の鉄板の一部を外すとミッションが現れる。
この鉄板を外すのに苦労した。なにしろボルトが
錆び付いて固着し、ショックドライバーでもダメ、
トーチで熱してもダメだったのだ。
肝心のミッションはといえば、注油清掃後、各部
の動きは良くなったがやはり左サイドブレーキの
作動がちょっとおかしい。
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フロントのスプロケットの錆び落としとベアリン
グの状態のチェックをする。
ちょっと怪しい感じはするが、オイル漏れの痕跡
はない。
手で回そうとすればかたかた動くので少なくとも
シャフトの固着はなさそうだ。
青いスプレーでお化粧直しをしてやる。
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リアスプロケットもきれいにお化粧直ししてみた。
最初は動きが渋かったがグリスアップしてからは
完全に元に戻った。
クローラの張り調整機構はやはり手では微動だに
しない。
こういう機械の日頃のメンテナンスの重要性がよ
く分かる実例となっている。
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マストをお化粧直ししてみた。
錆を徹底的に落として黒色で再塗装し、ボルトの
抜けたところは新しいボルトを入れて締め直し、
やはりオークションで安く入手した新品の首廻滑
車を取り付けてやった。
けっこう見られるようになった・・・と思う。
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操作レバーの部分をきれいに整備してみた。
グリップの破れの補修はもちろん、細かな部分の
補修を徹底的に実施した。
同じ角度から撮影した補修前の写真と比べればそ
の違いは一目瞭然だ。
あとはワイヤーの補修と調整だけだ。
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ゴムクローラを高圧洗浄機を用いてクリーニング
してやった。
歯はずいぶん赤錆ているが、これについては使用
過程で錆は落ちていくだろう。こうした作業車用
のゴムクローラはかなり頑丈にできていて、随所
にひび割れがあるものの実使用には特に問題はな
さそうだ。
装着する際は向きがあるので注意が必要だ。
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マストを補強するターンバックルステーを新しく
してみた。
元から付いていたものはもう少し丈夫な感じだっ
たが、残念ながら再生不可能なほどネジ山が錆び
付き、全体が曲がっていたので市販の羽子板ボル
トやターンバックルを用いて自作したものだ。
黒く塗装して出来上がりだが、これでもけっこう
強度は期待できそうだ。
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マストへの取付部分のアップだ。
整備前と比べればけっこうきれいになっていると
思う。
ターンバックルもほんとうはきちんとボルトで締
めるべきだろうが、ここはちょっと手抜きをさせ
ていただいた。
しかしながらそんなに問題はないと思う。
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荷台のスタンションを補修した。
2本あるうちの全てで先端のフックが取れてしま
っていたので、市販のUボルトを溶接してフック
にした。
実はこれ、けっこう重要なポイントなのだ。
作業効率に大きく関係してくる部分だ。
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荷台とメカ部分を隔てるウォールを黄色で再塗装
した。色は黄色。
というと、樵工房の他の機械はセイレイ工業製が
多いのでそういう色にしたのではと言われそうだ
が、あにはからんや最近はウインブルヤマグチ製
の林内車も黄色なのだよ。
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オーバーホールしたホンダ製エンジンだが、まだ
エンジンが始動できるに至っていない。
そこでとりあえず予備のエンジンを取り付けるこ
とにした。
予備のエンジンは三菱製(大丈夫かいな?)。こち
らはおおむね快調に回っているエンジンだ。
ただ取付には若干の加工が必要。
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元のホンダ製エンジンには汎用というより、むし
ろ専用といっていいような3本掛けプーリーが付
いているので、仮に載せ換える三菱製のエンジン
にこれを付け替えなければならない。
手持ちのプーリープーラーでは小さすぎるので、
この作業にかかるには注文しておいた専用工具の
到着待ちだ。
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シフトレバーの部分はこうだ。
これについては特に腐食もなく、動きも非常にス
ムースである。カチカチと気持ちよくミッション
のギアが切り替わっているようだ。
写真では未塗装だが、現在はきれいに再塗装して
ある。
ミッションのサイドクラッチが無事であることを
祈るばかりだ。
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実はこんなところで作業をしているのだ。
往来する近所の人の好奇の目にさらされながらの
作業だ。男衆はやはり機械に関心があると見えて
冷やかしにやってくる。
女衆はちょうどいいとばかりに近所の山で採れた
キノコの鑑定を頼みにやってくる。
のどかな山里です。
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再塗装した部品を仮に組み付けてみる。
カバー類はけっこうへこんだりしていたので簡単
な板金修理がしてある。
錆び付いていたボルト類はもう使えないものが多
く、新しいボルトに交換する必要がある部分が多
い。ボルトが折れたところもある。
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古い機械をレストアするときに通過しなくてはな
らない問題はメーカーサポートがないことだ。
この林内車もまた然り。というわけで部品の一部
は自分で作らなくてはならないこともある。
今回はクラッチワイヤーを自作してみた。
とはいってもそんなに難しいことではない。
部品作りもまた楽し・・・なのだ。
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エンジンのOHの際の写真をどうぞ。
これはある程度クリーニングしたあとの状態であ
るが、ヘッドを開けたときはもうカーボンで真っ
黒のうえ、長く放置されてオイルも下がりきって
いてクランキングできない状態であった。
しかし、この手の動弁機構を持つエンジンは簡単
にヘッドが開けられるから楽でいい。
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外したシリンダーヘッドの様子。
こちらもカーボンがしつこく付着してどうしよう
もない状態であった。写真はクリーニング後のも
のだが、ここまでするだけでもたいへんであった
のだ。写真にはないがキャブや燃料タンクのワニ
ス除去作業も実施。ようやくエンジンがかかった
のであった!細かな回転調整はこれからだ。
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ウィンチ部分のレストア作業はこれで終了だ。
あとは実際にエンジンとベルトで繋ぎ、動力で回
してみてのチェックだけ。
その後、新品の8ミリワイヤーを80〜100m
ほど巻いてやることにする。
カバー類を板金して再塗装。全てのカバーを元通
りに組み付けてみた。
ウ〜ン、美しいな。
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一見きれいになったボディではあるが、実際には
かなり腐食が激しかったためにあちこち穴だらけ
だ。もちろんボディだけでなく、車体の強度には
さほど関係ない部分ではあるがフレームの一部に
もかなりの腐食がある。
こうした部分の補修を考えてやらなければならな
い。
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キャブレターは一度オーバーホールをした。
付いていたのは京浜工業製のキャブだった。
取り外しは極めて簡単。しかし中身は予想通りガ
ソリンの腐った時のワニス分や錆でびっしり。
ケミカル類を駆使してジェットや穴、フロート室
をメンテする。
燃料パイプも新しいものに交換だ。
あとは新品エアクリーナーを探さなければ・・・
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荷台をきれいに塗装してやった。
どうせ材を積み込めば傷だらけになる部分だがま
あいいだろう。
苦労して外したミッションの点検口は真新しいボ
ルトに全て交換してやった。この荷台の部分はほ
とんど腐食が無く、ラッキーだった。
補修するにしても厚い鉄板というのは意外と値が
張るものなのだ。
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操作レバーの部分を横から見たところ。今回はほ
とんど手持ちのパーツを用いてレストアしたが、
このスロットルレバーだけは新品の汎用パーツを
用いて直してみた。このスロットルレバーが結構
高くて驚いた。ワイヤーは自転車のブレーキ用の
ものだ。サイドクラッチレバーは頭が破れていて
雨水が溜まるので市販のゴムキャップで補修した。
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この手の林業機械の動力伝達はほとんどがVベル
トだ。
このベルトは作業中に意外と外れやすいものだ。
そこでこのような外れ防止用の金具が付いている。
何でもないように見えてけっこう重要なパーツな
のだ。
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ゴムクローラを元通りに組み付けたところ。
このゴムクローラはかなり重いものなのだ。
まあ、普通の鉄のクローラの少し小さめのヤツに
分厚いゴムが張ってあると思えばいいだろう。
この機械のクローラはブリヂストン製。
少しでも長持ちさせなければ財布の負担が大きく
なってしまう。
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ここはサドルのポストがステップに固定される部
分。最初、溶接を試みたのだが小さなアーク溶接
機ではうまくいかなかった。
そこで腐食してダメになっていた固定用のボルト
穴を新たにタップでネジ切りをして再生してみた。
いざとなればボルトなども自分で作ってしまう。
これもまたレストア道の真髄だ。
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幸いにもミッションのオーバーホールという事態
は免れた。
外部的なメンテナンスだけで何とか動くようにな
った。しかも動かしているうちにだんだんレバー
やワイヤーの動きが軽快になってきた。
ご褒美にきれいなシルバー塗装を施してやること
にする。
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手持ちの8ミリのワイヤーをウインチに巻いてや
った。長さは分からないが確か80mほどはあっ
たはずだ。
本当はこれでは長すぎる。
長いと色々とトラブルの元である。材の傍まで行
って短い距離を牽くというのが林内車の基本スタ
イルである。でも、ま、いっか。
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マストに頃合いのボルト穴があったので、雨の侵
入防止を兼ねてフックを取り付けてやった。
ワイヤーを掛けたり、予備の滑車をぶら下げたり、
マスト引きで少々重い材を引っ張る際にアンカー
を取るなど、適当に役に立つかも知れない。
こんなチョットした工夫も楽しいものだ。
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下の完成写真と相前後してしまったが、たまたま
オークションで安いサドルがあったので取り付け
てやった。これはお尻の乗る部分に低反発フォー
ムを使った自転車(軽快車)用のサドルだ。
林内車に使うには少し小さいのだが、当初から探
していたカブなどのとっちゃんバイク用のシート
にいい出物がなかったのでこれにした。
取付には若干の改造を要した。
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これで完成だ!まだ若干エンジンの具合がよろし
くないが、まあ何とか使えるレベルだ。他はまっ
たく問題なし。新車やまともな中古を買うことを
思えばウソみたいな値段で林内車がもう1台手に
入ったことになる。あとは近日中に届くサドルを
取り付ければ終わり。画像をクリックすれば着手
前と後の写真が見られるよ。
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